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もう一度花咲かせよう

意識したい「世の中磨き」=残間里江子

 病院の帰りにコミュニティーバスに乗ったら、赤ちゃん連れの若い母親と、60~70代の女性が多かった。寝ている赤ちゃんは1人で、あとの2人は母親にあやされてニコニコしていた。

 大きな被害をもたらした台風や地震、拡大する経済格差が教育格差を生んでいる現状を見る度に、いたいけな赤ちゃんの顔を正視できない。東日本大震災後は特にそうなのだが、どこの誰かも分からない、街で行き交う赤ちゃんに向かって「ごめんね。こんなふうになったのは私たち大人の責任なのよ。大変な人生になるかもしれないけれど、頑張って生きてね」と、心の中で謝罪している。

 私が乗ってから二つ目のバス停を過ぎた時、ベビーカーに乗せられた赤ちゃんがむずかりだした。母親はおも…

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