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共に生きる・トブロサルダ

大阪コリアンの目/223 /大阪

部活の合宿の荷物を抱えたまま父親の見舞いに向かったメグミ。この日、帰宅は遅くなった=金光敏さん撮影

 ◆助かる命と暮らし

「お金がない」病院拒む 制度の誤解でいらぬ苦労

 出張中の私にメグミから連絡があった。「お父さんがしんどそう」。尋ねると、何も食べずに寝床に伏せているという。バナナやヨーグルトを買ってきて少しでも口にしてもらうよう伝えた。「明日訪ねるからそれまで様子を見守って」とやりとりし、電話を切った。メグミは高校1年生。見守りを続けている父子家庭の子。父親の不調を心配し、慌てた模様だった。

 次の日の夜、ようやく家庭訪問ができた。ところが、休んでいるはずの父親の姿が家になかった。メグミによれば仕事に行ったのだという。少しは体調が戻ったのかと思い、マンションの玄関先で帰宅を待つことにした。すると通りの向こうから、体をくの字に曲げて腰を押さえ、フラフラになりながら帰ってくる父親が見えた。メグミといっしょに慌てて駆け寄り、すぐに病院に行こうと声をかけた。

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