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論点

自民党総裁選

自民党総裁選の記者会見で質問に応える安倍晋三首相(右)と石破茂元幹事長=東京都千代田区の自民党本部で10日

 6年ぶりの選挙戦となった自民党総裁選は、20日に開票される。北海道で起きた地震を受け、序盤の選挙活動が自粛されたり、安倍晋三首相(党総裁)のロシア訪問もあり、石破茂元幹事長との論戦は低調だ。社会保障制度の将来像や災害対策などの政策課題から、政治手法のあり方まで、問われるべき論点は山積している。

 私は2001年、03年の総裁選に立候補し、それぞれ3氏と戦った。総裁選は戦うことに意味がある。勝敗はその後に来ることだ。日本をどうするか、国民をどうするか、自民党をどうするかという思いの戦いだ。石破茂氏がそういう思いで戦えば、勝機はあると思う。安倍晋三首相の世論調査での内閣支持率が、圧倒的に高くはないからだ。飽きられている。党員は無記名投票だから、勝負は分からない。

 選挙戦で問うべき最大の課題は、トランプ大統領の米国、習近平国家主席の中国が新たな帝国主義戦争を始め、プーチン露大統領も虎視眈々(たんたん)と参戦をもくろむ中で、日本はどうすべきかだ。しかし、そういう世界史的な視点が両候補ともない。井の中の蛙(かわず)だ。首相は「戦後日本外交の総決算」を掲げ、北朝鮮による拉致問題を解決する決意を強調した。しかし結局、今まで同胞を取り返せていない。口先だけでは駄目だ…

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