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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はや2くん質問箱

初号機のタッチダウン時のエラー原因は究明済みですか?

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 Q はやぶさ初号機の当時のニュースや映画、その後の会見などを「ゆるく」追っていましたが、ひとつわからないことがありますので質問します。はやぶさ初号機のタッチダウン時のエラー(小惑星に潜る?)の原因などは究明済みなのでしょうか? はやぶさ2は対策済みなのでしょうか?(きくりん・18歳)

 

 A はやぶさ初号機は、小惑星イトカワに2回タッチダウン(着陸)を試みました。1回目は、高度20メートルくらいで障害物を検知したために下降をやめましたが、探査機の姿勢の向きが良くなかったため上昇もせず、そのままイトカワの引力に引かれて表面にゆっくりと降りていき、表面にぶつかって少し跳ね上がって、そして表面に落ちました。

 非常にゆっくりとした動きなので、そのときは探査機には問題はなく、地上からの命令でイトカワから離陸しました。この1回目のタッチダウンのトラブルを検討してから実施した2回目のタッチダウンは予定通りに実施することができました。

 このように、タッチダウンそのものは、はやぶさ初号機で成功していますので、はやぶさ2も同様に実施することになります。もちろん、運用は慎重にしなければなりません。

 なお、初号機のときは、2回目のタッチダウンで、(表面物質を採取する装置の)サンプラーホーンがイトカワ表面に触れたときに弾丸が撃ち出されなかったという別のトラブルもありました。これについても原因は分かっていますので、はやぶさ2ではそのようなことが起こらないように運用します。


 探査機「はやぶさ2」の旅や機体のこと、小惑星リュウグウの素顔、太陽系探査のこれからなど、なんでもQ&Aを紹介します。「!」や「?」がいっぱい見つかるはずです。このコーナーは、日本惑星協会の「『はやぶさ2』どんなことでも質問 ” 箱 ”」から許可を得て転載しています。質問がある場合は、同協会のウェブサイトから投稿してください。

【はやぶさ2】

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