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ここであった戦争

陸軍大正飛行場(八尾市) 「防空」担った未完の軍都 /大阪

陸軍大正飛行場は戦後、米軍に接収されたが、1954年に返還され、現在の八尾空港(約70ヘクタール)に=大阪府八尾市で2016年3月、本社ヘリから川平愛撮影

 第二次世界大戦では、航空機が兵力の主流となった。「防空」が叫ばれ、1941(昭和16)年、太平洋戦争開戦を前に完成したのが「陸軍大正飛行場」(八尾市)だった。郷土史を研究する「河内の戦争遺跡を語る会」代表で、「日常の中の戦争遺跡」の著者、大西進さん(77)=八尾市=に聞いた。

 陸軍は38年開校の「阪神飛行学校」(「大正飛行場」に39年、改称)を40年に接収。周辺の土地を強制的に買収して軍用飛行場にした。同年の府の記録などによると、用地費などの建設計画予算は計750万円。府が150万円、大阪市が70万円を支出し、民間の寄付で430万円をまかない、陸軍は100万円を負担した。民間が軍に献納した形だ。後に工事費187万円が追加計上された。

 飛行場は近畿を中心に中国・四国から中部地方までの防空を担った。広さ約287ヘクタール、主滑走路の延長1600メートル、副滑走路1300メートル、いずれも幅100メートルでコンクリート舗装され、国内最大規模かつ高規格で「東洋一」とされた。

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