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危機の教訓

リーマン・ショック10年 負債64兆円、世界震撼 元FRB副議長ドナルド・コーン氏、元財務官・篠原尚之氏の話

インタビューに応じるドナルド・コーン元FRB副議長=2018年8月13日、清水憲司撮影

危機に備え資本増強を 元FRB副議長 ドナルド・コーン氏

 リーマン・ブラザーズ破綻は不可避だった。深刻な支払い能力不足に陥っており、財務省も米連邦準備制度理事会(FRB)も買い手を見つけられなかった。唯一の救済策は公的資本の注入だったが、当時は法律が未成立で、我々にその権限はなかった。

 リーマン破綻の半年前、ベア・スターンズをJPモルガン・チェースが救済し、市場がやや好転したため、我々は「最悪期は終わった」と考えた。ところが、直後から米経済は深刻な不況に転がり落ちた。本来は夏場に何らかの資本注入制度を整備しておくべきだった。しかし、議会では反対論が多く、危機前に行動するのは現実的ではなかった。

 FRBはその後、量的緩和を実施した。大規模な金融緩和を問題なく「出口」に導けるか、かなり不安の声は…

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