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<くらしナビ ライフスタイル>
先生に怒られたことも、お母さんへの愚痴も、俳句のネタになると思えば気が楽になる。「俳句には人生を楽しくする力がある」と話す俳人、夏井いつきさん(61)に魅力を聞き、作句に夢中になる子どもたちを訪ねた。
●俳句挑戦誰でも
テレビのバラエティー番組「プレバト!!」(TBS系)で、芸能人の俳句を辛口で添削する夏井さんには、小学生からもファンレターがたくさん届く。番組をきっかけに俳句に興味を持つ子どもは増えているそうだ。「センスや才能がなくても誰でも簡単にできる。自分が思ったことやしゃべったことを、俳句にできると面白くなってくる」。夏井さんは、子どもたちが魅了される理由をこう語る。
俳句は、5音・7音・5音の17音で作る世界一短い詩。季節を表す言葉「季語」を一つ入れるというルールがある。夏井さんは「俳句は言葉のパズル。まずは5・7あるいは7・5でつぶやいてみて。あとは5音の季語を取り合わせるだけ。まずはここからスタートです」とアドバイスする。
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