メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

高浜原発

関電が700メートルの新トンネル建設へ

福井県道田ノ浦トンネル(右下)の近くで関西電力が建設を予定する高浜原発構内トンネルの工事現場(左下)=福井県高浜町で2018年9月14日、高橋一隆撮影

来春完成目指す 試験発破で住民不安視

 関西電力が音海半島の根元にある高浜原発(福井県高浜町)の敷地内に、700メートルのトンネルを建設することが関電への取材で分かった。安全対策工事の一環で、半島突端部の音海地区に至る県道に設けられた田ノ浦トンネル脇に造る。既に試験発破を始めており、地区住民からは不安の声も上がっている。【高橋一隆】

     関電によると、高浜1号機の近くに高さ6メートル、幅8メートルの規模で建設し、来年4月ごろの完成を目指す。県道は音海地区から町中心部に向かう唯一の道路。関電は敷地内に設けるトンネルを資機材の運搬に利用するとしている。8月29日に始めた試験発破は当面続けられる予定で、出入り口付近には防音扉が取り付けられた。

     予定地は田ノ浦トンネル(497メートル)から30メートル以上離れているというが、不安視する地区住民もいる。田ノ浦トンネルは建設から半世紀近くたっており、70代の男性は「古いトンネルなので、発破によってひびが入ったりはしないか」と懸念。「工事車両が増えると普段の通行が危険になりそう」と話す50代の男性もいた。関電原子力事業本部は「安全第一で慎重に工事を進める」としている。

     高浜原発の近くでは、関電所有地の山中に定期検査で関連機器を点検する約1万4000平方メートルのメンテナンススペースを造る計画もあり、大規模工事が続く見通しとなった。関電では、新トンネルの工事を試験発破の結果を踏まえて着手する方針。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 新潮45休刊 突然の決断、予想超えた批判
    2. 新潮社 「新潮45」休刊声明全文 「深い反省の思い」
    3. 新潮45休刊 「組織ぐるみ擁護に怒り」新潮社前でデモ
    4. 伊方再稼働許可 「福島の事故忘れたか」被爆者ら怒り
    5. 新潮社 「新潮45」が休刊 杉田氏擁護特集で批判浴び

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです