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プロ野球

筒香、惜別34号 横浜高進学のきっかけ98年夏…後藤先輩に感謝(スポニチ)

セ・リーグ DeNA4-2巨人(2018年9月14日 横浜)

 母校の先輩へ感謝を告げる一発だった。2-0の5回2死。DeNA・筒香は、内海の投じた外角低めの直球を見逃さなかった。「体が自然と反応した。素直にバットが出た」。左翼席最前列に飛び込む34号ソロは、10打席無安打に封じられていた内海から放った今季初安打だった。

     この日、横浜高の先輩・後藤が引退会見を行った。「技術面でも精神面でもいろいろ教わった。そういう先輩が去っていくのは寂しいですね」。打者としてだけでなく、主将として壁にぶつかった時には助言を求めた。「後藤さんから見たチームというのを聞いたこともある」。いつも的確なアドバイスが返ってきた。

     98年夏、甲子園で松坂を擁する横浜とPL学園との一戦を観戦したことが、和歌山から進学先を決めるきっかけになった。「松坂さんだけでなく、周りの選手もみんな目立っていた。凄く印象が強かった」。3番打者として打線をけん引していた後藤も、筒香少年にはまばゆく見えた。憧れの存在とプロで同じユニホームを着て戦うことになるとは想像もしていなかった。

     一発で球団の歴史にも名を刻んだ。今季巨人戦で放った本塁打は12本目。球団では67年の桑田武に並ぶシーズン最多記録だ。「打ててチームが勝てたことがうれしい」と記録にこだわりを示さないが、これ以上ない形で先輩に成長した姿を見せることができた。

     最下位ながら3位・巨人とは2・5ゲーム差にまで近づいた。引退会見で後藤は「CS争いにいられない選手もいるので、(1軍メンバーには)チームの代表として、最後は笑顔で終わってほしい」と言った。願いを体現するかのような勝利だった。(重光 晋太郎)

     ≪巨人戦は最多の12本≫筒香(D)が34号ソロを放ち、セ本塁打争いで最多の丸(広)に1本差とした。カード別に見ると、巨人戦は最多の12本目。巨人戦でシーズン12本塁打以上は、73年田淵(神)の16本を筆頭に延べ9人目。左打者では84年掛布(神)に並ぶ最多本数で、チームでも大洋時代の67年桑田に並ぶ51年ぶりの最多タイ記録になった。(スポニチ)

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