北海道地震

観光影響292億円に 宿泊解約94万人

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震で、北海道は15日、地震後に道内宿泊施設をキャンセルした観光客は少なくとも94万2000人、金額は117億2500万円(13日時点)に上ると発表した。観光バスのキャンセルなど観光全体では計123億8900万円。飲食・土産物消費などを合わせると、約292億円に達するとの推計も示した。影響は今後拡大する見通しで、観光が主要産業の北海道経済にとって大きな打撃になりそうだ。

 道によると宿泊以外のキャンセル状況は、観光・体験施設6万9000人(2億5000万円)▽フェリー・遊覧船2万2000人(4000万円)▽観光バス4000台(3億7400万円)。一方、地震による建物の被害は、宿泊・観光施設6件と道の駅1件にとどまっている。

 調査は、道と観光業界団体などが地震後に設置した「観光被害対策連絡会」が実施。道がまとめた2017年度の宿泊者数は1883万人で、今回のキャンセル人数はその5%に及ぶ。10月4日までに同様の調査を3回行う。【三沢邦彦】

あわせて読みたい

注目の特集