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プラスチック危機

10河川からごみ9割 海洋汚染、新興国で排出 陸上の管理不適切 独研究所推計

主要10河川とその流出プラごみ量

 世界的に問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染で、川から海に流れ込むプラごみの9割程度が、アジアとアフリカの計10河川を汚染源にしているとの研究結果を、ドイツの研究チームが明らかにした。新興・途上国を流れる「大河」が海に大きな負荷をかけていることになる。その一つ、メコン川(中国-インドシナ半島)の河口付近で、増え続けるプラごみが環境を汚す実態を目の当たりにした。

 独ヘルムホルツ環境研究センター(ライプチヒ)の研究チームは、米科学誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー」に昨年10月発表した論文で、川を経由して世界の海に流れ込むプラごみの88~95%の汚染源を10河川と推計した。陸上の不適切な廃棄物管理が原因で、約20億人が住む流域の新興国・途上国での早急な対策が求められる。

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