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今週の本棚・新刊

『戦国大名と分国法』=清水克行・著

 (岩波新書・886円)

 戦国時代に関心がある人なら、有力大名たちが独自の法を作っていたことを知っているだろう。日本史で受験した人は、それぞれの名称や主な条文を記憶しているかもしれない。しかし詳細な中身や制定された背景は、さほど知られていないはずだ。本書はその分国法を通じて、多様かつ魅力的な戦国社会の実像を見せてくれる。

 現在伝わる主な分国法10余りのうち結城、伊達、六角、今川、武田の5家を取り上げる。繰り返されるけん…

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