メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

医療費未払い

対策を 来日外国人、定住者増加 病院に打撃、公費補填「困難」

外国人の患者を受け入れている病院の窓口=東京都新宿区の国立国際医療研究センター病院で7月9日

 外国人の観光客や定住者が増加する中、急病で医療機関にかかったものの、医療費が支払えないケースが相次いでいる。病院にとっては経営的なダメージも小さくない。外国人も安心して受診でき、医療機関も受け入れをためらわない仕組み作りが求められる。【熊谷豪】

 成田空港に近い成田赤十字病院に最近、交通事故で大けがをした外国人男性が運び込まれた。身元が分からないまま緊急手術をして、集中治療室(ICU)に入った。ところが翌日、不法滞在者と判明。日雇い労働で生活し、母国の家族を仕送りで支えていた。治療費は300万円かかったが、身柄は警察に引き渡し、回収のめどは立っていない。

 同病院は外国人患者らに対し、クレジットカードの確認や緊急連絡先の聞き取りなどをすることで、未払いが生じないよう対策を講じている。だが、浅香朋美・国際診療科部長は「緊急の重症患者の場合、事前に支払い方法を確認するのは困難だ」と話す。昨年度の外国人患者の未払いは、約140件、計約1000万円に上る。

この記事は有料記事です。

残り1759文字(全文2188文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「ウイルスある程度まん延」専門家が読む北九州の現状 他都市も再燃警戒

  2. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

  3. 松尾貴史のちょっと違和感 早朝だけのゴミ収集 夜間にすると暮らしやすくなる

  4. 釧路、根室で震度4 震源は十勝沖、津波の心配なし

  5. 今夏の湘南、海水浴は難しそう 開場なしで「無秩序状態に」不安の声も

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです