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大坂なおみ(テニス)|東京オリンピック

「うつ」告白からの復帰戦。精神的な不安は完全に癒えるはずもないが、母国日本での五輪に参加したい思いがある

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「ハーフ」

国籍、背景…認識多様に 大坂選手「私は私」

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記者会見で写真撮影に応じる大坂なおみ選手=横浜市西区で2018年9月13日、藤井達也撮影
記者会見で写真撮影に応じる大坂なおみ選手=横浜市西区で2018年9月13日、藤井達也撮影

 テニスの大坂なおみ選手(20)が全米オープンで優勝したことをきっかけに、「日本人」という概念やアイデンティティーをめぐる議論が活発化している。そんな中、注目されているのが、大坂さんと同じ、日本人と外国人の両方を親に持つ「ハーフ」と呼ばれる人たちの存在だ。肌の色や容姿、名前や母語の違いを理由に学校でいじめられたり、「ガイジン」と呼ばれたり、一方で「英語が話せる」「国際的」などのステレオタイプを押しつけられたり。こんな差別や偏見は一人のトップアスリートの活躍をきっかけに解けてくれるだろうか。【小国綾子/統合デジタル取材センター】

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