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「交代制勤務で長時間労働が緩和され、育児中の医師も夜勤に入ることが可能になる」と話す木戸道子・第一産婦人科部長=東京都渋谷区の日本赤十字社医療センターで、大和田撮影

 不正入試が明らかになった東京医科大で女子の合格者数が抑えられた理由に、長時間労働の目立つ診療科で女性医師が離職しやすいことが挙げられた。医療現場では、働き方の工夫でこの課題を乗り越えようとする動きがある。

 ●病院移り継続

 東京都内の総合病院で働く外科医の女性(54)は、大学病院勤務医の夫との間に中3と小4の子どもがいる。夫と同じ病院にいたが第1子の出産後、子育てへの配慮は難しいと言われ、現在の病院に移った。

 週1回の当直の日は、埼玉県から母を呼んで子どもの世話を頼んだ。第2子の育児休業復帰直後は当直を免除され、代わりに日中の救急当番を同僚より多めに引き受けた。応分の負担で貢献するためだ。休日や夜間も患者の急変に主治医が対応する「主治医制」を厳格に運用する施設では、子育てとの両立は難しいと感じた。当直をこなせず開業した友人もいる。「この10年で社会の育児支援も進み、若い世代は男性の意識も変化した。女性…

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