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はたらく

フリーアドレスで創造的に

カフェゾーンで仕事をする金田謙祐さんの後ろにはキッチンスペース。窓に向いた席や、形が異なるソファもある=東京都港区のユーグレナで、田村佳子撮影

 <くらしナビ ライフスタイル>

 決まった席をオフィスに作らない「フリーアドレス」を導入する企業が増えている。単に働く場所が変わるだけでなく、さまざまな副次的効果があるという。現場を訪ねた。

 ●座席は気分次第

 バイオベンチャー「ユーグレナ」(東京都港区、従業員約150人)に勤める金田謙祐さん(29)は、出社するとロッカーからパソコンを取り出し、「足の向くまま」に席を決める。一般的なワーキングスペースか、もう少しリラックスしたカフェゾーンか。それとも個々の机が吸音壁で囲われた会話禁止の「集中スペース」か。その日の仕事や気分次第。同じ場所に終日いる時もあれば、移動することもある。「同じ場所にいるよりも発想が切り替わり、良いアイデアを思いつきます」

 実は、フリーアドレスには良い印象がなかった。以前勤めた会社がスペースを省くために導入したところ、出社しても空きがないことがあって不便だったからだ。だが今は、多様な空間が用意され、自由度が高い。移動のたびに荷物を片付ける手間はかかるが、「メリットの方がずっと大きく、楽しい」と満足げだ。

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