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北海道地震

停止の苫東厚真発電所1号機 18日にも復旧

停止していた苫東厚真発電所。地震の影響か岸壁には白い砂のようなものが見える=北海道厚真町で2018年9月12日、本社機「希望」から梅村直承撮影

 北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震で、北海道電力は17日、停止していた苫東厚真発電所(北海道厚真町)の1号機(35万キロワット)が18日にも復旧すると発表した。現在、地震前に比べ1割の電力需要減を道内企業や家庭に要請しているが、復旧後は緩和する可能性もある。

    停止していた苫東厚真発電所。地震の影響か岸壁には白い砂のようなものが見える=北海道厚真町で2018年9月12日、本社機「希望」から梅村直承撮影

     同発電所は北電の火力発電所で最大となる165万キロワットの供給力があったが、今月6日の地震で3基の発電機がすべて停止し、道内全域の停電を引き起こした。最も損傷の少ない1号機の復旧は当初9月末以降の予定だったが、15、16両日の水圧試験でボイラーの安全性を確認。17日以降の試運転を経て18日にも再稼働する。

     地震前の5日のピーク需要が383万キロワットなのに対し、これまでに水力発電所などの稼働で356万キロワット程度の供給力を確保した。1号機が復旧すれば地震前を上回る391万キロワットを確保できる計算だが、老朽化した発電所の稼働分も含まれるため安定的に確保できるかは不透明。

     2号機(60万キロワット)は損傷した配管などを交換し、ボイラーの水圧試験を開始した。安全性の確認は終わっていない。4号機(70万キロワット)も合わせた全面復旧は11月以降との見通しに変更はないという。北電の担当者は「電力供給が厳しい状況は変わりなく、引き続き節電への協力を求めたい」としている。【田所柳子、野原寛史】

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