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地域の祭り、灯消すな 「戦争で中断、人材流出」担い手不足深刻 伝統芸能存続へ知恵絞り /鳥取

宇倍神社の御幸祭で、大みこしを担いで石段を下りる担ぎ手ら。地域外から集まっている=鳥取市国府町宮下で2018年4月15日、小野まなみ撮影

 地域の祭りの担い手不足が深刻だ。伝統の継承と、地域のにぎわいの中心としての役割が期待される行事。規模を縮小したり、地域外から人を集めたり、各地で工夫しながら存続に取り組んでいる。【小野まなみ】

 「祭りらしい行事として、せめて獅子舞だけは残そうという気持ち」。鳥取市の大和佐美命(おおわさみのみこと)神社の麒麟(きりん)獅子舞保存を担う宮橋吉美さん(69)はそう話す。秋祭りでは5年に1度行列を出していたが、約20年前から中止に。麒麟獅子の奉納だけを残すことになった。「行列の復活は現実にはできないだろう。獅子舞だけでもやって、祭りらしい雰囲気を残すことができれば」とこぼす。

 県教委文化財課によると、地域の祭りは戦争で中断した上、高度経済成長による人材流出で姿を消しつつあり、ここ10年で拍車がかかっている。同課は「祭りをきっかけにした人と人とのつながりは、災害などでもセーフティーネットになり得る」と危機感を募らせる。

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