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分断の深層

トランプ時代の合衆国 銃規制、関心低い貧困層(その1) 高校生の運動「最大の犠牲者」意識

 米南部フロリダ州パークランドで今年2月、生徒ら17人が犠牲となった高校銃撃事件。そこの生徒らが始めた銃規制運動は米国各地に広がった。一方、都市部の貧困地区では自衛のために銃が必要だと考える若者が多く、銃規制への関心は低い。運動は結実するのか。

 西部カリフォルニア州オークランドのフリーモント高校は、生徒の大半が黒人や中南米系などマイノリティーだ。生徒らは日々、ギャングに銃で殺される危険と向き合っている。

 今年3月、マイノリティーの男子生徒が銃を所持して登校したとの通報を受け、警察官が生徒を拘束した。成績全優のフットボール選手だった。「若い男性の多くは銃を持っている。自分を守るために必要。良い悪いじゃなく、それが現実」。こう話すメキシコ移民の女子生徒、レイナ・ハウレギさん(18)のように、生徒の多くが彼に同情した。逮捕されたり、放校処分になったりすると就職は難しくなるためだ。

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國枝すみれ

1991年入社。英字新聞毎日デイリーニューズ編集部、西部本社福岡総局で警察担当記者、ロサンゼルス支局、メキシコ支局、ニューヨーク特派員を経て、2019年10月から統合デジタル取材センター。05年、長崎への原爆投下後に現地入りした米国人記者が書いたルポを60年ぶりに発見して報道し、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

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