スペースX

月旅行 最初の乗客はゾゾタウン前沢氏

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
月旅行について発表する前沢社長=米ロサンゼルス近郊で2018年9月17日、長野宏美撮影
月旅行について発表する前沢社長=米ロサンゼルス近郊で2018年9月17日、長野宏美撮影

 【ロサンゼルス長野宏美】米宇宙ベンチャーの「スペースX」は17日、開発中の大型ロケットで月の周りを飛行する旅行の初めての民間人顧客として、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長(42)が選ばれたと発表した。

 前沢氏は17日、ロサンゼルス近郊ホーソンのスペースX本社で開かれた記者会見に登場。「ついに月に行くことができる。とても興奮している。2023年に世界から芸術家6~8人を招待し同行してもらいたい」と英語で語った。旅行費用については明らかにしなかった。

 スペース社が人類の火星移住を目指して開発中の大型ロケット「BFR」を利用する。同社は13日、ツイッターで月旅行の初の契約を結んだことを明かし、「誰もが宇宙旅行に行けるようにするための重要な一歩だ」と発表。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は自身のツイッターに日本の国旗を投稿し、契約者が日本人であることを示唆していた。

この記事は有料記事です。

残り421文字(全文835文字)

あわせて読みたい

ニュース特集