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「過去の病」と思われがちな結核と梅毒が、国内で再び脅威になろうとしている。結核の流行は、日本が東南アジアから積極的に労働者を受け入れていることが背景にある。梅毒は大都市に限らず地方にも感染が広がっているのが特徴だ。関係者は早期発見や相談体制の整備に力を入れる。【熊谷豪】
◆結核
外国人患者急増 罹患率高い国から来日
6月にあった国連の会合。インドネシアの医師、エルリナ・ブルハンさんは、結核の新たな治療薬開発の必要性を訴えた。「私の患者は何人か自殺しました。それほど(今の薬の)副作用は強烈です」
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