NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」(東京都千代田区)が、被爆地を離れて各地で暮らす被爆者の体験をデジタルアーカイブ化し、インターネット上で紹介する取り組みを始めた。今住んでいる場所を地図上に示すことで「被爆は広島や長崎のこと」というイメージを払拭(ふっしょく)し、若い世代に身近な問題として感じてもらうための試みだ。【竹内麻子】
被爆体験のデジタルアーカイブは、長崎の被害を伝えるインターネットサイト「ナガサキ・アーカイブ」(2010年開設)と、広島の「ヒロシマ・アーカイブ」(11年開設)が既にある。継承する会は、この二つのサイトの地図上に各地で暮らす被爆者の顔写真を表示し、クリックすると証言が読めるような形でアーカイブ化を進めていく。
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