最近、パブリック・ディプロマシー(対市民外交)の定義が広くなっている。従来は、戦争や紛争を避けるための第一歩として定義されていたが、最近では価値観の共有を通してお互いの国の好感度をアップするという意味が加わった。その意味では、超大型の新しいパブリック・ディプロマシーの担い手が登場した。全米オープンを制し、日本選手として初めてテニスの4大大会シングルスで優勝した大坂なおみ選手である。
彼女はハイチ出身の父と日本人の母を持ち、日本で生まれ、ハイチ系アメリカ人のコミュニティーに育ち、フロリダでテニスの特訓を受け成長した。アイデンティティーは3カ国にまたがる。
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