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共に生きる・トブロサルダ

大阪コリアンの目/224 /大阪

完全に道を埋め尽くした倒壊家屋。息子(奥)が友だちを呼び出し、作業を始めたところ=金光敏さん撮影

 ◆猛威をふるった台風21号

多国籍者も「自治力」貢献 共同で倒壊家屋を撤去

 今月4日、午後2時半ごろ。大阪市内で不登校生徒の家庭訪問を終えて表に出ると、台風はすでに猛威をふるっていた。あらゆるものが空中に舞い、危険を避けて街頭に人の姿はなかった。

 しばらく生徒宅で待機しようかとも思ったが、私の自宅も心配で、帰る決断をした。しかし、とにかく風雨が強い。目を開けているのも難しいほどだった。ズボンのポケットから鍵を取り出し、車のドアを開けようとした瞬間、突風で吹き飛ばされた。そのとき、私の頭の上をトタンのようなものがかすめた。命の危険を感じた。

 何とか乗り込んで発車。倒れた看板や散乱するがれきを慎重に踏み越えながら、自宅に向けて車を走らせた。車体は軽々しく揺れ、目の前で吹き流されていく飛来物が当たらないでくれと祈った。

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