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学芸記者の文学碑散歩

俳人・川端京子 小森江公園(門司区羽山2) 飛躍を前に断たれた人生 /福岡

 陽の中の茶の花月日惜しみけり

 句碑の主、川端京子は飯田蛇笏、龍太父子が主宰した俳誌「雲母」で将来を嘱望されたが、突然の事故により44歳で世を去った。

 暮れも押し迫った12月27日、実家に母を訪ねた帰りだったという。家の前の道路にバス停があり、来合わせたバスに乗ろうと横断中、車にはねられた。「衆院議員総選挙の投票日で、雪の降る寒い日でした」。一回り下の妹、宗洋子さん(81)=築上町湊=の記憶は今も鮮明だ。

 川端は7人兄妹の長女として農家に生まれた。父が「翠城」と号して作句し「雲母」に投句していたこともあ…

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