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金言

病室で考えたこと=西川恵

 <kin-gon>

 アキレスけんを断裂して先月末から入院している。外の世界から隔絶された病室で、ギプスで固めた不自由な足をベッドに投げ出しながら考えたのは、リアルな情報についてだった。

 病院の売店の親切な女性とすっかり顔なじみになった。車椅子で毎日、朝刊、夕刊を5紙ずつ買いに行く。最初のころは珍しがられた。「ボクは新聞を読むのが商売だから」。売店は数少ない無駄口をたたける場所だ。「申し訳ないわね。昔は病室に届けていたけど、購読する人が少なくなってやめたのよ」。夕刊を買いに行くと、まだ朝刊が売れ残っている。

 新聞に目を通し、テレビをつけ、パソコンで世界の出来事をフォローする。世界で何が起きているか漏らすことはないし、ニュースを解説者が十人十色で意味づけをしてくれる。韓国と北朝鮮の南北首脳会談、米中貿易戦争、自民党総裁選……。

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