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記者の目

京都大タテカン規制 自由な学風どこへ=菅沼舞(京都支局)

京都大の吉田キャンパスに接する百万遍の交差点付近に並ぶ立て看板=京都市左京区で4月、川平愛撮影

 今年5月、京都大が吉田キャンパス(京都市左京区)周囲の立て看板(タテカン)の撤去を始めた。学生たちが自由にアピールするタテカンは「京大の文化」とも評されてきたが、京都市が屋外広告の規制条例で指導し、京大が従った。以降、「表現や思想の自由に反する」と訴える学生らが新たなタテカンを設置しては京大が撤去する「いたちごっこ」が続いた。撤去反対派は規制の是非を根本から話し合うよう求めているが、ゼロ回答のまま。京大が誇るべき学風とされる自由や対話を自ら軽んじているようで残念だ。

 タテカンが目立ち始めたのは学生運動が活発だった1960年代という。京都市内では立命館大や同志社大な…

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