メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

がん・ステージ4からの眺め

病と向き合い 人生デザイン

くまちゃんを相手に撮った念願の婚礼写真など、仲間との記念写真をまとめて依子さんは本をデザインした(右)。ポストカードには秋の絵も描くつもりだった

 今から1年前、29歳のある女性が乳がんで亡くなった。デザイナーの広林依子さん(仮名)。若い旅立ちに人は不幸だけを見がちだが、依子さんはゴールの直前まで、まぶしいほど輝いて生きた。

 「最後の3カ月は本人も楽しかったと思う」と父、直之さん(61)=仮名=はしみじみ話す。「普通の人には体験できないことができた」と母の紗恵子さん(60)=同=もうなずく。

 依子さんは幼い頃から芯が強かった。「人の言うことは聞かなかった」と2人は笑う。関西で生まれ育ち、美術系の大学に進学するため上京。卒業後はデザイナーとしての道を歩み、乳がんが見つかった時は、キャリアアップを見据えた転職活動の最中だった。2014年9月。胸のしこりに気づいて受診した。

この記事は有料記事です。

残り2336文字(全文2652文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型肺炎、荏原病院院長「万全期し対応 ご安心ください」 帰国の4人受け入れ

  2. 新型肺炎 感染者と一緒に行動の中国人団体、成田・関空便に搭乗自粛し帰国

  3. 新型肺炎、中国の感染者がSARS上回る5974人 世界で6000人超に

  4. 京都市長選 現職支持団体が「共産党『NO』」広告 著名人の顔写真、許可なく掲載も

  5. 新型肺炎 国内で新たに2人感染確認 奈良在住男性は武漢渡航歴なし、人から人への感染か

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです