自民総裁選

「1強」への不満直視を

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自民党の総裁に選ばれ一礼し手をあげる安倍晋三首相=党本部で2018年9月20日午後2時10分、川田雅浩撮影
自民党の総裁に選ばれ一礼し手をあげる安倍晋三首相=党本部で2018年9月20日午後2時10分、川田雅浩撮影

政治部長・佐藤千矢子

 安倍晋三首相にとって苦い勝利に違いない。総裁3選を決めた顔に笑みはなかった。

 昨年の衆院選で安倍自民が圧勝した時にくすぶっていた「信頼できない」「地方を向いていない」という「安倍1強」への地方の不満はさらに大きな声になり、党員票での石破茂元幹事長の善戦につながったのだろう。

 安倍、石破両氏は、改憲問題など政策的には比較的近く、違いは政治姿勢で際立つ。

 今回は石破氏の「正直、公正」「自由闊達(かったつ)に議論する自民党を取り戻す」などの訴えが、約104万人の党員や国会議員の間でも一定の共感を得たと考えるべきだ。

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