メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

若松孝二とその時代

(9)井浦新VS白石和彌監督対談(上) 若松役演じ「幸福感」

 連載企画「若松孝二とその時代」第9回は、若松プロの新作映画「止められるか、俺たちを」(10月13日公開)で若松孝二監督役を演じた井浦新(あらた)さんと、若松監督の愛弟子で本作で監督を務めた白石和彌さんの対談(前半)をお届けする。

 井浦さんは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」(2008年)以降の全作品に出演し、若松監督の晩年の快進撃を支えた俳優だ。若松監督について「自分にとって映画作りとその姿勢を教えてくれた恩師、師匠であり、時としてオヤジのような存在だった」と振り返った。そうした存在を演じるプレッシャーの中で始まった撮影は「何ものにも代え難い感情を残してくれた」と言う。【鈴木隆】

 --「止められるか」での若松監督役を務めてどうでしたか。

 井浦 オファーをいただいてから撮影の初日を迎えるまでは、今までにない妙なプレッシャーを感じていました。でもそれは、決して嫌なものではなかった。撮影初日にどうそこに立っているか、どんな声で第一声が出てくるか、全く想像がつかないまま初日を迎えた。オールアップ(撮影終了)した時は、すごく幸せな気持ちでした。今まで感じたことのない、実体験としてはっきりとした夢の中にいたような感覚……それが忘れないでちゃ…

この記事は有料記事です。

残り3985文字(全文4514文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 立憲・塩村文夏議員の看板壊される 世田谷の事務所、郵便受けも被害

  2. ブルーインパルス飛行「プロセスはどうでもいい」 経緯明かさぬ河野防衛相に疑問の声

  3. 政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す

  4. 小学校でクラスター発生か クラスメート5人感染 北九州・新型コロナ「第2波」

  5. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです