メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

「財政的幼児虐待」の実態把握を=東短リサーチ・チーフエコノミスト 加藤出

 子供や孫に相続させることを前提に借金をどんどん膨らませていく人は普通いない。しかし日本の財政ではそれが長く大規模に行われてきた。

 「個人の借金と国の借金は違う」と思うかもしれないが、両者は本質的に同じだ。我々の世代が財政赤字を賄うために国債を増発していけば、将来世代が返済義務を負う。

 高齢化と人口減少がこの先進むと、将来の現役世代の税負担はただでさえ重くなる。そこに前の世代の借金が覆いかぶさってくると事態は深刻となる。その際に国債の借り換え金利が今のように低い保証は全くない。子供が生まれた時に巨額の政府債務を背負わされる状況を財政学では「財政的幼児虐待」と呼ぶ。これが…

この記事は有料記事です。

残り433文字(全文721文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 今度は煉獄さん? 鬼滅の刃の引用で「弱き人助ける覚悟」問われた首相 衆院予算委

  2. 野党が問題視 菅首相の「一度決めたら絶対変えないかたくなさ」と「鈍さ」 予算委攻防

  3. 新型コロナ 本当にデタラメなのか 河野太郎行革相が批判したNHKワクチン報道を検証した

  4. マンUのユニホームに苦情が殺到 「深緑」の落とし穴とは?

  5. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです