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平成の記憶

記者の記録 平成のノーベル賞ラッシュ 独創的発想、常連に 成果重視、次代に影

華やかに行われた2016年のノーベル賞授賞式後の晩さん会=ストックホルム市庁舎で12月10日(代表撮影)

 昭和の時代、日本人にとってノーベル賞は遠い存在だった。ところが平成は、自然科学系3賞の受賞が恒例になり、特に最近10年は延べ8賞計13人が栄誉に輝いている。ただ、評価された研究のほとんどは昭和の産物。次の時代も受賞ラッシュを続けるためには、平成に成果を出せたかどうかにかかっている。

先駆者たちに栄誉

 平成の日本人受賞を振り返ると、自然科学系では1人目の白川英樹さんの時のあわてた気分を思い出す。利根川進さんの受賞から10年以上、白川さんは私たちの「受賞者山かけリスト」から完全に漏れていたからだ。

 それから約20年。かつては10年に1度訪れる旅人のようだったノーベル賞が定期便のように身近な存在になったのが今の時代だ。このところ、日本人の受賞が決まると在日スウェーデン大使館が過去の受賞者も招いて祝賀会を開くが、居並ぶ受賞者を見ると「特別な存在ではなくなった」と実感する。

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