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エレベーター

地震対策、業界に要請 閉じ込め防止 国交省方針

 今年相次いだ大規模地震で、エレベーターの停止や利用者の閉じ込めが多数発生したことを受け、国土交通省は週明けにも、業界団体と大手保守点検会社に、被害対策を講じるよう文書で要請する方針を決めた。首都直下地震では約3万台のエレベーターが止まると想定されており、ビルやマンションが多い都市での災害対応が急務と判断した。

 国交省によると、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震では約9200台のエレベーターが停止し、23台で利用者が中に閉じ込められた。札幌市中央区の30階建てマンションに住む管理組合理事長の今江敏明さん(74)は地震発生後、安全確認のため、階段を30階まで4往復した。水をためた地下のタンクも停電でくみ上げられず、「トイレの水を流すために上層階の住民はへとへとになって水を運んだ」という。

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