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もう一度食べたい

記者編 八戸・握りずし 少年が作る本物のおいしさ

すしを握る11歳のころの佐藤元重さん=青森県八戸市鮫町の洋望荘で2009年10月4日、矢澤秀範撮影

 青森県八戸市の自然食レストラン「洋望荘」で9年前に食べたすしの味が忘れられない。天然の芝生が広がる種差(たねさし)海岸の佳景を背に握ってくれたのは、11歳の少年だった。成人した彼に会いに、北へ向かった。

 JR種差海岸駅から漁港に向かって10分ほど歩くと、白い外壁の建物が見えた。戸を開くと藍染めの作務衣(さむえ)を着たシェフがさっそうと現れた。佐藤元重さん(20)。クリッとした目の小学6年生は、記者と同じ背丈になっていた。

 さっそく調理場に入り、旬の魚で料理を作ってくれた。海峡マダイのチーズロースト、アイナメのウニ窯焼き…

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