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井波律子・評 『セブン・シスターズ 影の歌姫 上下』=ルシンダ・ライリー著、高橋恭美子・訳

 (創元推理文庫・各1512円)

ルーツを探る旅から甦りを果たす

 本書は、アイルランド生まれのミステリー作家ルシンダ・ライリーによる、連作長編シリーズ「セブン・シスターズ」の第二編にあたる。

 セブン・シスターズとは、プレアデス星団(おうし座の散開星団。和名は「すばる」)にまつわるギリシャ神話の七人姉妹を指す。このシリーズはこれになぞらえ、六人の姉妹(七人めの所在は不明)を主人公とする。

 姉妹とはいえ彼女たちに血の繋(つな)がりはなく、謎の大富豪である養父(パ・ソルト)によって、生後まもなく次々に世界各地から連れて来られ、スイスのレマン湖の畔(ほとり)に建つ壮麗な館で、慈愛深い家政の責任者マリーナに見守られながら成長し、やがて自立する。おとぎ話のような設定だが、敬愛する養父が姉妹の出生の地を暗示する天球儀と、出生にまつわる品を遺(のこ)して急逝したため、彼女たちはあいついで自分の…

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