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今週の本棚

『戦乱と民衆』=磯田道史、呉座勇一ほか著

 (講談社現代新書・842円)

 明治から昭和の敗戦まで、大日本帝国は大きな戦争を繰り返し、多くの庶民が巻き込まれ、あるいは積極的に関わった。このため、そうした当事者による証言や記録は膨大に残っている。一方、近世は格段に少なく、時代をさかのぼるにつれさらに少なくなっていく。本書は、各時代の研究者がその少ない資料を駆使して、「ふつうの人びと」が戦争下でどう生きたかを探っている。

 2017年に行われた、国際日本文化研究センター(京都市)の研究者によるシンポジウムを基にした。

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