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健康経営 アプリが一助に

社員食堂のメニューをアプリに入力する中村実里さん(左)と篠村悠木さん=東京都中央区の味の素本社で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 従業員の健康増進に企業が積極的に取り組む「健康経営」が広がり、人工知能(AI)を活用したアプリを導入するところが出てきた。大手だけでなく中小も動き始めている。

 ●栄養を「見える化」

 8月から全社員約3500人を対象に健康支援アプリ「カラダかわるNavi」を導入した「味の素」(東京都中央区)。人事部で働く中村実里(みさと)さん(24)は毎朝、朝食の内容をアプリに入力するのが日課だ。「ゆで卵」「ヨーグルト」などを選ぶと、スマートフォンの画面にカロリーや食事の改善点などが表示される。アプリを登録するかどうかは自由だが、食事を自動的にカロリー計算してくれる点に魅力を感じ、すぐにインストールした。「摂取カロリーと消費カロリーの差が数値化され、栄養バランスがきちんと目に見えるので助かる」と中村さん。「働き方改革によって、短い時間で成果を上げることが求められている。効率良く働くためにも、偏りのない食事や十分な睡眠で健康を保ちたい」

 「社員が健康に働くことが会社の成長につながる」--味の素はこんな考えから、健康増進に積極的に取り組んできた。2001年から産業医や保健師による「全員面談」を毎年実施しているのに加え、就業規則とは別に「健康管理規程」を制定。17年から2年連続で、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄」に選ばれた。健康経営は、長時間労働の是正や効率化を求める働き方改革とともに「車の両輪」に位置付けられている…

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