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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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札幌地裁の強制不妊訴訟 傍聴、全障害者に道 たん吸引・立って手話OK、座席拡充

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障害者用傍聴席の拡充と配慮が明記された札幌地裁の文書
障害者用傍聴席の拡充と配慮が明記された札幌地裁の文書

 札幌地裁(定塚(じょうづか)誠所長)は、旧優生保護法下で不妊手術を強いられたとして国に賠償請求を求めた男性の第1回口頭弁論がある28日を前に、「あらゆる障害者」が審理を傍聴できるよう弁論を開く法廷の約6割の傍聴席を障害者や介助者、手話通訳者に割り当てることを決めた。旧法が強制不妊の標的にした障害は数多く、広範な障害者の傍聴が想定されるため、弁護団や障害者団体が地裁側に求めていた。【日下部元美】

 今年1月に宮城県の女性が起こした初の国賠訴訟後、全国で同様の提訴が相次いでいるが、札幌地裁の取り組みは初めて。専門家は「画期的だ。他の全裁判所にも波及が期待できる」と評価する。

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