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多死社会

一時預かる「遺体安置施設」 都市部で利用増加

遺体を保管するためのひつぎを示す小川尚彦社長=東京都杉並区荻窪の遺体安置施設「やすらぎ」で、飯田憲撮影

 すぐに火葬できない遺体を一時的に預かる「遺体安置施設」の利用が都市部で伸びている。多死社会で火葬までの待ち時間が長引き、遺体の保管に困る遺族が増えているためだ。一方、迷惑施設として近隣住民の反対で撤退に追い込まれた例もあり、開業を巡るルール作りの議論も高まりつつある。

 JR荻窪駅から徒歩約10分。東京都杉並区の幹線道路沿いに、遺体安置施設「やすらぎ」はある。2人分の遺体を安置できる冷蔵設備と、ソファなどがある面会室を設け、故人との最後の時間を過ごせる。

 使用料は1日7500円。ここで故人を見送り、火葬場へ行くプランだと、費用は約30万円。一般的な料金より割安だ。2016年4月にオープンし、これまでに約130件の利用があった。約2週間預かった例もあるという。近親者だけの「家族葬」や、通夜・告別式をしない「直葬」など、近年の小規模・簡素化のトレンドにも対応する。

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