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揺らぐ「戦後ドイツ」

/1 よみがえる排外主義 ナチの罪、軽視の右派

警察とにらみ合う右翼支持のデモ隊=独東部ケムニッツで8月27日、ロイター

 「外国人は出て行け!」「俺たちはヒトラー支持者だ」。8月下旬、ドイツ東部ケムニッツ。路上にあふれた極右集団ネオナチが叫んだ。きっかけは、口論からドイツ人男性が刺殺される事件が起きたこと。容疑者としてイラクとシリアから難民として入国した男2人が逮捕されると、怒ったネオナチのデモ隊が町に繰り出して、ユダヤ料理店を占拠し、外国人を襲撃した。

 第二次大戦後、分断されたドイツ。旧西独は大戦と600万人以上が犠牲になったホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の責任に向き合い、偏狭な愛国主義からの決別と多様な価値観が共生する社会を目指した。だが昨年9月、連邦議会(下院)総選挙で反難民の右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が国政初進出し、政界の空気は一変した。

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