産業革新投資機構

発足 海外事業も積極出資

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
産業革新投資機構(JIC)の概要
産業革新投資機構(JIC)の概要

 経済産業省が所管する官民ファンド「産業革新投資機構(JIC)」が25日、改正産業競争力強化法施行を受け正式に発足した。発足時の投資能力は前身の産業革新機構(INCJ)と同じ2兆円だが、今後は上積みし、民間資金も呼び込みながら海外の成長事業にも積極投資する方針だ。【和田憲二】

 「JICが、世界から見て我が国を代表する投資機関として認識されるよう、しっかり成長軌道に乗せたい」。初代JIC社長に就いた元三菱UFJフィナンシャル・グループ副社長の田中正明氏は25日の記者会見で、そう意気込んだ。

 JICはINCJが改組して発足。経産相が認可するファンドに出資して個別の運用を任せることで投資を迅速化するのが特徴だ。田中氏は、案件ごとに経産相に意見を求める従来の方法が事業をやりづらくしていたと指摘し、今回の改組により「世界一流のプレーヤー(投資家)に伍(ご)して迅速に投資する体制が整った」と述べた。

この記事は有料記事です。

残り887文字(全文1286文字)

あわせて読みたい

ニュース特集