【ニューヨーク会川晴之】トランプ米大統領は25日、ニューヨークの国連本部での一般討論演説で、「我々はグローバリズムを拒絶し、愛国主義に基づき行動する」と述べた。持論である「米国第一主義」をさらに加速し、国際協調に背を向ける姿勢を明確に打ち出した。欧州や中東の首脳からは「多国間主義の崩壊を受け入れてはならない」(マクロン仏大統領)など反発する声が上がっている。(8面に演説要旨)
トランプ氏は演説で、米国が6月に脱退した国連人権理事会について「組織改革が行われるまで復帰しない」と明言。米国が参加を拒否した国際刑事裁判所(ICC)に協力しないことも重ねて強調した。
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