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マスコミ倫理懇談会

信頼得る報道へ 300人集い議論

分科会「岐路に立つ実名報道」で基調講演する天野康代弁護士(右)と鈴木秀美慶応大教授=札幌市中央区で20日、青島顕撮影

 読者や視聴者の信頼を得る報道への道は--。全国の新聞、放送、通信、出版などの各社でつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会の全国大会が20、21の両日、札幌市で「その伝え方、信頼されていますか」をメインテーマに開かれた。編集幹部や記者ら約300人が実名報道、災害報道、ネットとの向き合い方を含む七つの分科会を通じてマスメディアの課題や将来像を話し合った。

 「岐路に立つ実名報道」の分科会は、事件の被害者を報道する際の実名・匿名の判断について話し合った。マスメディアは事件を具体的に記録し、伝えるためには原則として実名が必要だとの立場を取っているが、被害者・遺族が匿名を希望する場合もある。さらに近年は、情報がインターネット空間に拡散し、残り続ける場合があるという問題を抱えることになった。

 神奈川県座間市で昨年、10~20代の男女9人が殺害された事件では、被害者に自殺願望を持った人が含まれ、性的被害を受けた可能性がある中で、報道各社は難しい判断をしなければならなかった。遺族から名前を報じないよう要望が寄せられる中、在京の新聞各社の場合、警察が発表した時点で被害者の実名を報道した。続報の段階や、警視庁が白石隆浩被告(27)を再逮捕した際には対応が分かれた。毎日新聞は続報の段階から匿名…

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