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科学の森

日欧共同で探査機 来月打ち上げ 行くのも行っても大変、水星に挑む

水星の謎に迫る「ベピ・コロンボ計画」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が10月19日(日本時間)、共同で水星探査機を打ち上げる。水星は太陽に最も近い惑星で、紀元前から存在を知られていたが、いまだに謎が多い。水星の素顔と探査機の特徴を紹介する。【伊藤奈々恵】

 ●なぜ磁場持てる

 日欧共同の水星探査は、イタリアの天体物理学者、ジュゼッペ(愛称ベピ)・コロンボ博士にちなみ、「ベピ・コロンボ計画」と呼ばれる。ESAが開発した水星表面探査機(MPO、愛称ベピ)、JAXAが開発した水星磁気圏探査機(MMO、同みお)が合体した状態でアリアン5ロケットに載せられ、南米・仏領ギアナから打ち上げられる。2025年12月に水星に到着した後に分離し、それぞれ水星を周回する予定だ。

 水星の表面はクレーターだらけで、見た目は月とよく似ている。しかし、実際は月とは全く異なる謎の多い惑…

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