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秋季大会2021

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県大会 上位3校、リリーフ“奮投” 星稜、遊学館、小松商 投手陣成長 北信越大会も継投が鍵 /石川

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北信越大会第3代表決定戦で、寺瀬太紀投手(左)にマウンドを託す小松商の塚本裕也投手。継投策が実り、北信越大会出場を決めた=金沢市の県立野球場で、岩壁峻撮影 拡大
北信越大会第3代表決定戦で、寺瀬太紀投手(左)にマウンドを託す小松商の塚本裕也投手。継投策が実り、北信越大会出場を決めた=金沢市の県立野球場で、岩壁峻撮影

 第139回北信越地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は、星稜が秋季で2年連続18回目の優勝を果たし、準優勝の遊学館、代表決定戦を制した小松商とともに10月の北信越大会(新潟)に進む。3校に共通したのは、主戦に次ぐ2番手以降の投手の奮戦。強豪ぞろいの北信越大会でも、継投は鍵になる。

 鮮烈な印象を与えたのが、14年ぶりの北信越大会出場を決めた小松商だ。タイブレークまでもつれた2回戦(対津幡)と、代表決定戦(対鵬学園)では、いずれも主戦の北優作投手(2年)が早期降板したが、背番号10の塚本裕也(同)、11の寺瀬太紀(1年)の両投手が好救援を見せた。

 小松商の投手陣は、夏もベンチ入りした塚本投手が軸になるはずだったが、今大会までに調子が上がらず、背番号1は北投手に。塚本投手は「悔しかったけど、役割を果たす」とロングリリーフもいとわなかった。変化球主体の北投手に対し、塚本投手は最速139キロという直球を持つ。対照的なライバルに呼応するように、北投手も準々決勝の金沢商戦で完投勝利を挙げるなど相乗効果も生んだ。

 終盤の難しい局面で登板することが多かった寺瀬投手も、代表決定戦では九回の満塁機をしのいで、勝利を呼び込んだ。竹田佐太雄監督は「ここまでやってくれるとは思わなかった」とたたえた。

 星稜、遊学館は今大会でそれぞれ5投手が登板。「絶対的なエース」と林和成監督が信頼を寄せる奥川恭伸投手(2年)擁する星稜と、1年生を中心に小刻みに継投する遊学館は状況の違いこそあるが、戦力の底上げという点では共通した。

 星稜は背番号11の寺沢孝多投手(2年)が3試合に先発して計18回を無失点。甲子園のベンチ入りを逃した荻原吟哉投手(1年)も準決勝の先発を託されて好投するなど、層の厚さを示した。一方の遊学館・山本雅弘監督は「奥川君みたいな投手がいれば心配ないんだけど」と苦笑するが、最大の収穫は高田竜星投手(1年)。先発が崩れた際の切り札として主に登板し、5試合で防御率0・46。北信越大会でも腕をぶしてブルペンに待機する。【岩壁峻】

【秋季大会2021】

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