赤トンボ

生息数激減!! 目撃情報募る! 自然保護センターが7年ぶり県内生態調査 /福井

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花の上で羽を休めるアキアカネ=福井県自然自然保護センター提供
花の上で羽を休めるアキアカネ=福井県自然自然保護センター提供

 全国で激減する赤トンボ(アキアカネ)について、大野市南六呂師にある県自然保護センターは県内に生息する個体の生態調査に乗り出した。発見地点や数を県民に報告してもらう大規模な調査は7年ぶりで、県内の生息状況を明らかにする狙い。11月中旬まで実施する。【大森治幸】

「観察楽しみながら協力を」

 童謡「赤とんぼ」で歌われるアキアカネは体長32~46ミリで、全国の水田や池沼に生息する。6月ごろ羽化した後は涼しい高地で過ごし、夏の終わりとともに平地へ戻って秋空を舞う。10種以上を数える赤トンボの中では最も知られるが、1990年代後半から個体数の減少が表面化した。

 石川県立大の上田哲行名誉教授(動物生態学)による調査では、89年にアキアカネの羽化が確認できた石川県内の水田は全体の80%に達したが、2009年には19%まで落ち込んだ。農薬の使用が関係しているとみられ、富山県や大阪府では絶滅の恐れがある生き物のリスト(レッドリスト)に指定されている。

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