メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

平成という時代

第2部 この場所/5 宜野湾市海浜公園 渦巻く沖縄の憤り 米兵少女暴行事件 抗議の人々、広場埋め

沖縄県宜野湾市の海浜公園で県民投票について話し合う三上さん(左)と元山さん。23年前、この場所で少女暴行事件への県民の怒りが爆発した=同市で2018年9月2日、岸達也撮影

訴え始めた「基地は差別」

 芝生が広がる沖縄県宜野湾市の海浜公園多目的広場。映画監督の三上智恵さん(54)は「ここに来ると緊張して、うまく笑えないんです」と話し、少しうつむいた。そこは1995(平成7)年10月21日、3人の米兵による少女暴行事件に対する県民の怒りで埋まった場所だ。「ちゃんと伝えられなくて、後悔しているニュースがあるんです」。当時、三上さんは開局まもない琉球朝日放送(QAB)でニュースキャスターをしていた。

 事件の翌96年4月、日米両政府が住宅街の真ん中にあって危険が指摘される米軍普天間飛行場(同市)の返還などに合意。在日米軍の整理・縮小に関する協議機関である日米特別行動委員会(SACO)の中間報告に明記された。県民の怒りが返還合意につながった。そんな脈絡で、この合意は報じられた。三上さんもそれを疑わなかった。

この記事は有料記事です。

残り2076文字(全文2443文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 全国で2529人感染確認 東京・愛知で最多 死者新たに31人、計2109人

  2. 転向の高橋「上出来」 充実の初ダンスでRD2位 フィギュアNHK杯

  3. 吉本新喜劇の元座長、船場太郎さん死去 81歳 大阪市議会議長も務め

  4. 桜を見る会前夜祭 2019年分も収支報告なし 安倍氏の政治団体

  5. 視聴室 まさかまさかの2020 大家族石田さんチ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです