団地猫

癒やしか迷惑か 自治会など解決策見通せず

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鍋島団地では猫が侵入しフンをするのを防ぐため数カ所ネットが張られているところがある=佐賀市で、池田美欧撮影
鍋島団地では猫が侵入しフンをするのを防ぐため数カ所ネットが張られているところがある=佐賀市で、池田美欧撮影

 道端で猫を見かけると、愛くるしい姿に笑みを浮かべる人がいれば、そこが生活空間のため迷惑顔になる人もいる。その猫は元から野良猫だったのかもしれないし、誰かが育てられなくなった捨て猫かもしれない。通りすがりなら一瞬考えるだけだが、猫と向き合い続ける人々がいる。その活動や思いを紹介する。【池田美欧】

 2匹の黒猫と1匹の三毛猫が駆け回る。佐賀市の県営住宅「鍋島団地」(486戸)で、敷地内を縦横無尽に動く野良猫を住民が追い払おうとしていた。「そこら中にフンをして悪臭がひどい。この前は団地内にとめた車の上によじ登って傷を付けた」。団地に住む村松広明さん(71)はため息をついた。

 村松さんや住民によると、鍋島団地で現在確認できる野良猫は、子猫2匹を含む6匹。村松さんが約5年前に入居した時には既にいた。1階に住む女性(81)が窓を常に少し開けて猫を部屋に入れ、餌をやっており、団地にすみ着いているとしている。

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