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北海道地震

稲刈り断念 厚真の幌内、高丘2地区

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 北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震で最大震度7を記録した厚真町北部の幌内、高丘両地区の農家が所属する農業団体は、今秋の稲刈りを断念すると決めた。両地区は土砂崩れの被害が大きく、水田に土砂が流れ込んだり、道路や水田付近が崩れて機械を入れられなかったりしてほとんどの水田で収穫が難しいと判断した。

 厚真町は道路標識に田園風景が使われるほど稲作が盛ん。食用米生産農家は幌内が13戸、高丘が9戸で、作付面積は計18ヘクタール。農業関係者などによると、地区につながる道路が復旧していない上、水田周辺の地盤も安全が確保されていない。

 幌内の農業、宮崎和弘さん(74)は「来年以降も米が作れるかわからない。このままではもう暮らせない」と嘆いた。「(水田は)水がたまり、底の地割れも心配。とても機械は入れられない」と話し、収穫できない稲穂を残念そうに眺めた。

 農林水産省北海道農政事務所は28日、今年産水稲の作柄概況(15日現在)が全国で唯一「不良」の90だったと発表した。厚真町を含む胆振地方の一部は土砂流入などで影響が出たと指摘した。【加藤昌平、安達恒太郎】

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