九州大
「ようこそ」 糸島市民と「まちづくり」 交流・連携110件 伊都キャンパスへの移転完了 /福岡
毎日新聞
2018/9/30 地方版
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九州大の伊都キャンパス(西区)への移転が完了した。隣接する糸島市は移転開始当初から市民を巻き込んで九大とさまざまな交流・連携事業を展開し「九大のまち」づくりを進めてきた。昨年の交流・連携事業数は110件にも上り、地域に定着した恒例行事も多い。【柴田種明】
公民館で着付け、留学生に人気
伊都キャンパスの南に位置する東風(はるかぜ)小校区は毎年11、12月、海外からの留学生を招いて東風公民館で文化交流会を開いている。前館長の春田徳洋さん(74)によると、九大側から打診があり、11年前に始めた。当初は豚汁やお茶を振る舞っていたが、日本文化を体験してもらおうと着物の着付けや日本舞踊、茶席などのプログラムを用意し交流を深めている。
留学生に最も人気なのが着物の着付け。住民の手を借りて着物を優雅にまとい、記念写真に収まるのが恒例という。毎年、留学生20~30人と住民約100人が参加している。
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